猫の心筋症とは?

猫の心筋症は、心臓の筋肉(心筋)が異常を起こし、正常に機能しなくなる病気です。心筋症は進行性の病気であり、早期発見と適切なケアが大切です。

◾️心筋症になりやすい猫種

猫の心筋症の中でも特に多いのが「肥大型心筋症(HCM)」です。この病気になりやすい猫種には、以下のようなものがあります。

  • メインクーン
  • ラグドール
  • ノルウェージャンフォレストキャット
  • アメリカンショートヘア
  • スコティッシュフォールド

もちろん、雑種の猫でも発症する可能性があります。特に、遺伝的要因が関与していることが多いため、これらの猫種を飼っている方は注意が必要です。

◾️主な症状

猫の心筋症は初期には無症状のことが多く、気づきにくい病気です。しかし、進行すると以下のような症状が現れます。

  • 元気がなくなる
  • 呼吸が荒くなる(呼吸困難)
  • 食欲が低下する
  • 後ろ足が突然動かなくなる(血栓塞栓症)
  • 咳をする、または口を開けて呼吸する

特に「後ろ足が動かない」場合は、血栓が詰まっている可能性があり、緊急の処置が必要です。

◾️診断と治療

診断方法

心筋症は、以下のような検査で診断されます。

  • 聴診(心雑音の有無をチェック)
  • エコー検査(心臓の構造や動きを確認)
  • レントゲン検査(心臓の大きさや肺の状態を確認)
  • 血液検査(心臓の負担を示す指標を測定)

治療方法

猫の心筋症は完治が難しい病気ですが、以下のような治療で症状の進行を遅らせることができます。

  • 内服薬の投与(心臓の負担を軽減する薬)
  • 食事管理(ナトリウムを制限した心臓に優しい食事)
  • ストレス管理(猫がリラックスできる環境作り)

◾️予防とケア

心筋症は遺伝的な要因が関与しているため、完全に予防することは難しいですが、以下のポイントを意識することでリスクを減らすことができます。

  1. 定期的な健康診断(特に高リスクの猫種は、若いうちからエコー検査を受ける)
  2. 適切な食事管理(塩分控えめの食事を心がける)
  3. ストレスを減らす環境作り(静かで安心できる生活環境を整える)
  4. 異変を感じたらすぐに動物病院へ(早期発見が重要)

◾️さいごに

猫の心筋症は、初期には気づきにくい病気ですが、進行すると命に関わることもあります。特に遺伝的にリスクの高い猫種を飼っている場合は、定期的な検査を受けることが重要です。

「最近、呼吸が荒いかも?」や「元気がないな」と感じたら、早めに動物病院で診てもらうことをお勧めします。

大切な愛猫の健康を守るために、日頃からのケアと観察を心がけてくださいね!

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