こんにちは😃 スタッフの神西(妹)です。
最近夜は特に蒸し暑く、寝苦しい日が続いてますね。
こういう季節にいちばん気をつけたいのが「熱中症」です。
今回は、夏の暑さによって引き起こされるペットの熱中症についてお話しします。
暑い季節は、私たちだけでなくペットたちも注意が必要です。
熱中症は、放置すると重篤な問題に発展する可能性があるため、その兆候や対処法について知っておくことが重要です。
熱中症は、体温の異常上昇によって引き起こされる状態です。
ペットは人間とは異なり、汗腺が限られており、体温調節が苦手です。
特に犬や猫は熱中症になりやすい傾向があります。
「もしかして熱中症かも」と思ったら、以下の４つのポイントをチェックしてみてください。
CHECK!
⬜︎体温上昇: 熱中症の最も明らかな兆候は、高い体温です。通常、犬の体温は38〜39°C、猫の体温は38〜39.5°C程度です。しかし、熱中症では、体温が40°C以上に上昇することがあります。
⬜︎高い舌や口の乾燥度: 熱中症では、ペットの舌や口が非常に乾燥していることがあります。通常、健康なペットの舌は湿っていてピンク色です。乾燥した舌や口は、熱中症の兆候の一つと考えられます。
⬜︎無気力や倦怠感: 熱中症になったペットは、無気力で元気がなくなることがあります。
普段と比べて活発さや興味を失っている様子が見られる場合、熱中症が疑われます。
⬜︎呼吸困難: 熱中症では、ペットの呼吸が速くなることがあります。
浅く早い呼吸や苦しそうな様子が見られた場合、動物病院に早急に連絡しましょう。
もしペットが熱中症の症状を示している場合、応急処置として以下の方法を試してみてください。
CHECK!
⬜︎優先的な冷却: 緊急の場合は、ペットの体を涼しい場所に移動させ、直ちに冷却します。
冷たい水で体を濡らしたり、冷たいタオルを体に巻いたりすることが効果的です。ただし、急激な冷却や氷水につけることは避けてください。
⬜︎水分補給: 熱中症のペットは脱水状態になりやすいため、十分な水分補給が重要です。清潔な水を提供し、少しずつでも頻繁に飲ませましょう。
夏の暑い日には、ペットの健康と安全に注意を払う必要があります。
適切な予防策と熱中症の兆候についての知識を持つことで、ペットを守ることができます。
みなさまくれぐれもお気をつけて、夏を楽しく過ごされてください。
愛玩動物看護師 神西